グリーンブック
グリーンブック観てきました。
昨夜、今度の日曜、グリーンブック観ようか、と話していたら、
私の勘違いで、あちこちでやってない、一ヶ所だけでしかやってない!しかも明日まで!
(これが間違いで、始まったばかりでした)
じゃあ、ということで彼は会社を半休取って、観に行くことにしました。
(ごめんなさい)
観てきました。
とてもよい映画でした。
色々考えさせられました
いろんな思いが交錯して、うまくかけないので、箇条書きにします。
1)南部
私達はU.S.A南部で四年を過ごしたので、KKKやマーチンルーサキングJRやカラードの入り口など耳にしたり目にしたりしてきました。南部テネシー州や、ジョージア州、またアーカンソー州まで、たくさんの懐かしい街の映像にワクワク感やノスタルジー感を感じました。
2)差別
映画のネタバレはしたくないので、私の経験をひとつ。
私達のお部屋のカーペットの修理がありました。カーペットの張り替えだからcarpet reattachmentかな?
作業者さんとその監督者さんの二人の黒人さんが部屋に来ました。監督者さんと世間話していると彼が「僕たちはカラードだから差別しょうがないけど大変だよね」て言った!いつもはわからないのにそれはわかった。微妙な問いかけになんと答えようかと口ごもっていると、
「あ、わかんなかったかな?
君の肌は黄色、僕たちの肌は黒、
わかる?」
いや、わかるんですけどね。あの頃もっと度胸や英語力があれば、どんな差別が実際あるんですか、とか聞けたのだけど。いや、やはり聞けなかったかな。
とてもセンシティブな問題。
3)beautiful plains
映画の中にも南部のいい景色が出てくるけど、ジョージアからフロリダに向かうと、ずっとcotton field が続く。
枯れ枝に見えるその先に綿が少しずつついてる。南部の象徴。
4)映画の音楽
映画に戻ると、ピアノの曲はもちろん、出てくる曲全てとても良かった。いろんな感情を音楽で表現してる個所がたくさんあった。優しい気持ち。怒りの気持ち。
5)アイアム英語学習者
英語学習者としていうと
ドクの英語は、丁寧で上品な英語。
とても聞こえやすく理解しやすい。
かたや、トニーの英語は、
くだけて乱暴で中々聞き取れない。
ちょっとした訓練で綺麗な英語になると言ってたよね。would you?could you?may I?あたりかな?
早口じゃなく、ゆったりと話すのも
ひとつだと思う。
思い出した。
ベッキー、ライク、バナナ、エンド、バターだ。
映画観てて、メモ取りたくなった。
あ、これ聞き取れた、あ、これも、と。
嬉しくなった。
私の英語力が上がったのではなく、
優しく丁寧に話していたから。
意思の疎通を取り合おうとしてる
二人の思いやりの会話だから。
私の英語学習はつづく
まずは、toeicという技能試験にむかいます